グッドナイトベイビー

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北海道の最高気温が37.5℃の史上最高の猛暑を記録したそうです。
しかもまだ6月というのに・・・・
20年前と今では季節感も大分違いますよね、10月くらいまで熱い日あるし、12月入ってからでも紅葉の見頃だったりして。淡々と刻々と流れる時間の経過で変化を見届けながら生活していくことはとても難しいですね。
いつ変化したのかは分からないけど、気付いたら比べる対象があるからついつい「昔はよかった」なんて言ってしまう。
変化に良いも悪いも無いんでしょうが~、取り戻せないから尚更愛おしくなるものなのでしょうか。
冒頭の天気の話しとは大きくハズれていますが・・(汗)
 
「時が経つ」という話しの流れに戻しますと、弊社では昨年から、ある管理楽曲のカバーやCMでの起用が多くなっています。その曲はザ・キングトーンズの「グッドナイトベイビー」です。
社内資料によると管理番号10番、1968年に担当している作品です。
ジュンアンドケイは本年で創立48年目、1966年創立から2年目の作品です。
日本でもビッグヒットは当然のことながら、米国でも発売され、ビルボードでチャート48位に入ったそうです。
ドゥーアップの軽快なリズムの中で若い男女の純粋な恋愛感情が歌われています。
 
曲がリリースされてから46年も経つのに、世の中も様変わりして50年前の面影も何もない日本で、まくカバーされようといている。すごいですね。
私は30代後半ですが、この仕事に就くまでキントンさんのお名前は知りませんでした。なのに曲は知っていました。
きっと育った生活環境の中でメディアだったり、周りの大人の鼻歌だったり、自然と耳に触れる機会が多かったということだと思います。
リアルタイムで聞いてこなかった私達世代があえて選びカバーして、また新しい時代に残していく。
 
日本の2人組レゲエ・ユニットからMEGAHORNのソロ活動としてクラブシーンで流れるようなアレンジにしてのカバーリリースだったり、東京西川が開発したマットレスAiRの全国CMにBGMとして起用されていたり(今年も)
その他にもアーティスト鈴木雅之さんや桑田圭祐さんにもカバーして頂きました。
ここ2年くらいでポンポンポンと。
それぞれのアレンジがどれも個性的で素晴らしいです
 
まだ聞いたことがない子供たちや10代~20代達の何気ない生活に自然と耳に触れていけたらいいと思います。
例えば今5歳の子が30年後に「曲はなぜか知っている」と言ってもらえたらどんなに素敵なことでしょう!
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夕凪のとき

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2013.12.10更新  

浅川マキさんが亡くなられてもう4年近くが経とうとしています。

亡くなる数日前、弊社の会議室でリリース予定のDVDのチェックを熱心にされている様子をついこの間のように思い出します。

ここ数年は浅川マキの歌をカバーしたいという楽曲使用のオファーを多く頂きます。

生前の浅川さんはどんな方でも、どの曲でも自身以外で歌われることを好んでおらず、オファーを頂いても実現することはありませんでした。
ご自身で生んだ歌をどう表現し伝えるかは、浅川さんご自身でないと出来ない事だと考えてらっしゃったからだろうと思います。
その気持ちを重々承知したうえで、楽曲を預かる私どもとしては名曲の数々をどう残していこうか・・と考えております。
その為には、やはり歌い繋げていくこと。
浅川さんの曲に共感し、思い入れがあり、同じステージに立ち伝えていくアーティストへ、またその曲がアーティストの声や思いで表現されることで、カバーという概念を超えて新たな既存曲として生まれる。それがリスナーに届き時代を超えて歌い継がれていきますように。
少しずつ、楽曲カバーの依頼にお応えしていくようになりました。

先日「夕凪のとき」のカバーをしたいというリクエストがシンガーソングライターの浜田真理子さんより頂きました。

島根県在住で映画やテレビドキュメンタリーの音楽も数多く手掛け、ピアノ弾き語りのシンガーソングライターです。

タイミングよくLIVEを拝見することが出来ました。

誰かのドリンクが喉を通る音が聞こえたくらい静かな会場ですが決して冷たくはないんです。あえて音数を間引いたような聴き心地のいいピアノと澄んだ優しい声。歌にある女性の心情が妙に共感してしまいました。聞き入ってしまいます。
もちろん「夕凪のとき」も彼女のクオリティで、改めていい曲だなあと感じることが出来ました。
もうすっかり浜田さんのファンですし、「夕凪のとき」を初めて聴いた会場の方にも何かを残せたのではないかと思います。

こうやって少しずつ歌い継がれていく、長く愛され名曲となって残っていく。そうあってほしいと思っています。

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※LIVE会場のHPより添付しています

Dear Japan 上を向いて歩こう

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2011.12.20更新  

今年も早いもので残すとこ数日になってしまいましたね。

ここ数年続いたようなドタバタ感もなく、今年の社内は常に平穏だったように思います。
それはそれでいいコトなんですが。

やっぱり震災ですね。。。

いまでも久しぶりにお会いした方とは「地震の時は・・」なんて話しになります。
あの時の東京パニックも忘れることは出来ませんが、先日TVで被災地に雪が降る映像をみてまた胸が痛みました。
灯りひとつなくなってしまったところで横なぐりの風と雪が舞っていて、近くに住む人たちを思うと本当に辛いですね。

Ben・E.KING 「DearJapan,上を向いて歩こう」を聴いています。
ベン本人が「日本の人々を元気づけたい」と思いこめて立ち上がった企画アルバムだそうです。
「上を向いて歩こう」を日本語のカヴァーで。
弊社の管理曲「グッドナイトベイビー」をオリジナル英語バージョンで。
「スタンド・バイ・ミー」を何と日本語バージョンで。

もう70歳を超えてらっしゃるとか・・すっごいシンガーなんですけどとてもやさしさを感じます。
ピアノも他の楽器もすべてやさしい。
コピーには「心温まる作品」とありましたが、ホントにその通りです。

「音楽」は必要だ!なんて押し付けるつもりはありませんが、温かくなった部屋でこんなやさしい音楽がBGMくらいの音量で
サラッと流れてるような・・所謂、少しでも心の平穏を戻せるように願うばかりです。

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「Dear Japan,上を向いて歩こう」

2011年11月16日発売

SHM-CD仕様 UICE-1196

2500円

つぶやき

つぶやき

2011.3.1更新  

来年、当社は創立45周年を迎える。
すごい。

何するべかな・・・考え中~

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見えるかな
1918年のチャップリンの足跡

USA LA(続き)

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2010.12.16更新  

前回の続きです。
(タンパクな冒頭ですみません)
ロサンゼルスといえばハリウッドやビバリーヒルズといった地名が思い浮かびます。
今回初めて訪れましたが、ディズニーランドとかユニバーサルスタジオなど巨大テーマパークに行かないのであれば特に遊べる所もなく、、、街並みを見て歩いて、一日で主要スポットを訪れる事が出来てしまいました。。。

されど、そこはロサンゼルス。
映画、音楽、スポーツ界から多くのスーパースターが生まれています。名シーンのロケ地もたくさんあります。
私がハリウッドを通りかかった時、丁度何かの撮影の真っ最中でした。パトカーと犯人?のカーチェイス後の様子でしたけど。
こんなことが、一般道でよく見掛ける風景なんだろうと思うと世界が違うなぁと圧倒されてしまいます。
その他、「ビックスターの豪邸を巡る」なんていう地元オプショナルツアーの看板もたくさんみかけました。

私は天気もいいので、とにかくブラブラ・・・・・
ジャニスが歌ったライブハウス
ジョンベルーシが亡くなったホテル
ホテルカルフォルニアのジャケットのモデルになったホテル
プリティーウーマンで見たフォーシーズン
リバーフェニックスが倒れたクラブ
マイケルが通った店
地元に愛されるホットドック
マリリン・モンローやプレスリーの軌跡もたくさん見ることが出来ました。
中でも元はチャップリンが名画の製作で使用し、後にあの「We are the world」が録音されたスタジオに足を運べたのが一番印象に残っています。
すごいところに来てしまった感無量の思いでした。

あっという間の4日間。
ちょっと行けばラスベガスがあって、エンタテイメントの歴史がたくさん詰まっていて、これからも名画や名曲を生んでいく刺激的な街です。帰りたくなかった。

あっ!ジャックニコルソンを目撃しました!!!! ポッチャリ、笑顔のチャーミングなお爺チャマでした。

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USA LA

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2010.11.30更新  

わたくしは、先日お暇を頂きアメリカはロサンゼルスに行っておりました。

まあ、暑い。
異常気象だと現地の方がおっしゃっていましたが、30度超えです。
湿気がなくカラッとしているものだから日差しが刺すように痛く感じました。
そんな気候なものなので、立ち寄ったサンタモニカの海は潮の臭いもベタつく感じもなく青い空と海とサイクリングする人々を眺め、ココロなしか薄味のドラフトビアを飲み浸っておりました。

アメリカの音楽文化にたくさん触れようと思っていましたが
ボブディランがツアー中ということでもしかして!と思いましたが、同じアメリカでも東京から大阪くらいの距離でやっておりましたので行けず・・・
ロスフィルの音楽監督になったドゥメダルがいるからこちらももしや!と思いましたが、その日に限ってL.Aにいなかったり・・・・
ディズニーのコンサートホールで午前中の音楽鑑賞でもしようかと思っていたらすっかり寝坊してしまい、仕方なく建物見物となってしまったり。
短い滞在期間と私のタイミングの悪さで、どっぷり浸かることが出来ませんでした。

それでも拾う神在りというように、ツアー中のポールウェラーのライブを拝見出来ました。(イギリス出身だけど)
開場から本人ご登場まで2時間待たされ、ようやく始まったと思えば、携帯の写メ・デジカメ・動画撮り放題のオーディエンス。
警備員も少数で、最前列はステージにベッタリ張り付く様。日本のライブ様式しか知らないもので、小さな事は気にしない空気感にちょっとオドオドしてしまいました。
というよりも、演る側も客も目的は同じで、自己責任のもと自由で、ポールの音楽を心から楽しむといった風なんだろうと思います。一体感ある会場。とてもいい時間を過ごすことができました。
後で知りましたが52歳だそうで、それでもMCほぼゼロ、怒涛の28曲。アンコール2回。声も出る出る。あっという間でしたよ。

滞在中の音楽鑑賞はこの一度だけとなってしまいました。
他の日は伝説のスター達の足跡や場所を追ってあちこち巡っておりました。
長くなりますので、それはまた後日UPしたいと思います。

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浅川マキがいた頃

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2010.05.26更新 

生前、浅川マキさんご本人が企画・編集まで手掛けたライブDVDが発売になりました。

このDVDの制作中、当社事務所で映像チェックをされていた浅川さん姿を昨日の事にように思います。
突然の訃報から半年が経とうとしていますが、やはり未だに受け入れ難いことです。

とても熱心に映像を見て、デジタルテレビでの黒色濃度を確かめてらっしゃいました。
「黒」の具合なんて、素人の私の目では分りませんが、浅川マキがいる世界のアンダーグラウンドの「黒」は、浅川マキというアーティストを演出するのにとても重要なものなのだと分ります。
他の映像も実に細部まで拘ってらっしゃいました。

以前の記事にもUPしましたが、ホント最後までどの時代にも揺るぎない浅川マキを貫き通した方です。
このDVDにも皆を裏切らない変わらない浅川マキの世界があります。

是非、観て頂きたいと思います。

jacket0.gif  浅川マキがいた頃
東京アンダーグラウンド-bootlegg-
2010年5月12日発売
EMI ミュージック TOBF-5660
¥6,000-(TAX IN)

歌手 ちあきなおみさん

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2010.04.02更新 

今回のweb更新TOPICSに「ちあきなおみリサイタル」CDのお知らせをUPしましたので、ここでも個人的感情を入れご紹介させて頂きます。。

1974年、芸能生活15周年を記念して行われたリサイタルのリマスタリングバージョンでCD化弊社からは「かもめ」という曲が収録されています。

いや~すごいアルバムです。

「喝采」くらいしか知らず、なんとなくの記憶で歌手だけど、美川憲一さんとか研ナオコさんとかのように、「ひょうきん」な方?というイメージを持っていました(多分、CMの影響)

いや~すごい。
厚かましく連呼していますが、1974年にタイムスリップしたように会場に居るような臨場感。
ミュージシャンの方々の技量もすごい。
そして何より、ちあきなおみさんの圧倒的な歌の表現力のせいでしょうか。

Disc2 M4 「ねぇ あんた」
男に健気に尽くす、真っ直ぐになっている時の女の弱わさを、語り口調で歌うのですが、表現がリアルで聞いている
こちらがそのひとつの恋愛に入りこんでしまいます。
かと思うと、Disc2 M2「かもめ」のように、男の悲惨な恋の曲では、「ねぇ、あんた」を歌ってた人とはまるで別人。
楽曲ひとつひとつ、すべて違う主人公の状況や感情がセリフで演じる役者じゃなく、メロディーを使い歌にのせ確実に表現しきっていると感じました。

私は歌い手ではないけど、すごく勉強になるCDです。

最後に
今、「喝采」が流れているところですが、前奏無しの会場拍手の中「~いつものように幕があき~」と始まります。
この演出素敵です。
泣けてくる。。

jacket0.gif  ちあきなおみ リサイタル

2009年12月23日発売
コロムビア COCP-35984~5
2枚組 全25曲収録
¥3500-(TAX IN)

アングラの女王

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2010.01.21更新 

先日、浅川マキさんが亡くなられたと知らせが入りました。

1960年代後半、アンダーグランド文化の担い手となり当時の若者からは多くの指示を得られていました。
黒い会場、黒いワンピース、真黒なストレートな髪、独特な佇まいで混沌とした感情を静かに語りかけるように歌う。
アーティストとしては圧倒的な存在感だったと思います。

弊社現スタッフは、当時のマキさんと仕事をご一緒したことがない世代なのですが、
過去の資料や音源を聴き、大先輩方々からのお話などを伺っています。

マキさんは時々、事務所に顔をだされていました。
とっても静かで、ゆっくりと喋りになる方で、マキさんが歩いても空気も動いていないかなのように穏やかなんです。
たくさんのお話をして頂きました。

お話を聞けば、マキさんがアーティストだからではなく、
浅川マキという人間に興味を持ちます。

子供がすっかり大人になってしまう程の年月が経つ中で、自分自身のまわりは大小なりとも変化していくものだし、自分自身の意思で変わろうと思う人が多いんだと思います。

でも、浅川マキという人は浅川マキの世界というものを貫き通された方なんじゃないでしょうか。。

レコードやCDやライブに耳を傾ければ何も変わらない浅川マキがある。
古く懐かしいもの、ちょっと昔の自分に帰りたい時に感じるものではなくて、昨日と変わらないものがあるんです。

だからいつまでもライブをし続けた。

女としても偉大だし、アーティストとしてはもう出てこないんじゃないかな・・
と思うんです。

団塊の世代の方達だけのものではなくて、
あらゆる世代の方に知ってほしい、聴いてほしいと思います。

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