夏の未練

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2009.10.02更新 

当社にも「夏休み」という素晴らしく有難い休日設定があります。
そして、今年は9月も大型連休がありましたね。

私も頂戴しましたが、残念ながら「夏休み」に夏を満喫することもなく終わってしまいましたので9月の大連休を使って、実家に戻り先祖参りをしてきました。
海の街、長崎は「平戸」です。

9月も終わりというのに九州はまだ蒸し熱く、
空の青と海の青がどこまでも続く道を車で走りました。

車中、BGMは

「有里知花(ゆうりちか)さん」
2002年製作された アルバム「Oceans of Love」

jacket0.gif jacket0.gif 有里知花
Oceans of Love

2002年8月7日発売
東芝EMI TOCT-24838

まさに歌うべくして誕生されたアーティストだと思います。
彼女の声を聴くととにかく落ち着く。
過去にハワイのFMでチャート入りするなど、海外からでも評価の高い歌手です。

彼女は作詞も手掛けている曲があります。
恋とか友達とか女の子の心情がとてもリアルに綴られています。
そして、少し年上の私達には懐かしくも思うんです。(こんなに奇麗ではなかったですけど)

車が運転できるようになった夏休みには、気の合う友人達とよく海へ出かけた頃のこととか。
汗だくになっても浴衣で花火大会に行ったこととか。
当時、流行っていた「UB40」・「BIG MOUNTAIN」・「G・ LOVE.」とか
リズムの元気な曲ばかり聴いてたな・・とか。

有里知花さんの優しい曲と言葉で、私の「夏」を思い起こさせてくれると同時に、夏を満喫出来なかった今年に夏の名残りを味あわせてくれました。

是非、皆さんも聴いてみて下さい。

歌謡曲とJ-POP

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2009.06.16更新 

ついこの前、同い歳のデザイナーさんと焼き鳥屋でシミジミ一杯やっておりました。

その店のBGMには80〜90年代の邦楽が邪魔にならない程度に流れていました。
このくらいの曲は30代の私達にも懐かしく覚えていて、ちょっと沈黙があると各々口ずさんでいる感じです。

その人が言いました

「この頃のJ−POP?歌謡曲?が聴きやすくて、心地いいんだよね・・・、今のは難しくって・・」

ほう。
何が変わったんだろう?

おそらくどの世代も、自分達の「青春」だった頃の曲が一番良いスタンダードだと思うんですよ。でも、この思いは個人的な感覚だけであって、音楽の良し悪しを決定づけるものではないですよね。

正直、歌謡曲とJ−POPの括りもイマイチ分からないところもあります。
構成もそんなに変わらない、メロディーの良さも変わらない、歌詞はその時の時代が反映してるものもあったりするから
昔のもののほうが少し恥ずかしさすら感じるものがあるし。
アナログかデジタルの違いなんて、ここは問題じゃないし。

いい聴き心地・・・なんだろう?
着地点もないまま、店を出ました。

翌日、会社の資料にあった「青春歌年間’60〜’90年代BOX」CDを引っ張り出し聴き返していました。

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? ふと・・・コーラスというものに耳がいきました。

サビの時にはお約束に入り、相の手のように入る時もあれば、別のフレーズを歌ってる時もあります。
人の声で空間を埋めていく・・ていうか。
今は、声よりも楽器を被せて、メインボーカル自身がちょっとハモるのがほとんどのような気がします。

昨日の彼女が言ってた「聴き心地」が人の声がたくさんあったから・・なんて安易な答えを勝手に出しました。

79年CDに入ってた桑名正博さんの「セクシャルバイオレットNO.1」
当社制作の作品のようです。

この曲は、というか桑名さんがこの時代にしては独特だったんでしょうか。
コーラスがひとつもない。バンドとはいえコーラスはあった時代なのに、あってもおかしくない曲だと思うのに
サビがきても、桑名さんのセクシーな声だけで歌いきる。剥き出しのサウンド。カッコイイです。

78年のヒットソングなので、今のサウンドになる先駆けだったのかもしれません。

sb01.gif セクシャルバイオレットNO.1
B面/You’re My Baby

1997年発売
RVCレコード

ローリングドリーマー

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2009.05.11更新 
さて、今日はこんなレコードを見つけました。
ジャンボ鶴田さんの「Rolling Dreamer」!!!!!!!!

時代を感じますね。
時代というか、当時の世相というか。

プロレスが特に好きだという訳ではないのですが、当時の日本では国民的スポーツのひとつだったという印象があります。
私が小学生の頃までは、プロレスヒーローの名前はみんな知っていたし、クラスの男の子達はじゃれ合うという意味でプロレスをしていました。

「正義と悪」に分かれ試合も実に分かりやすい内容だったし。
プロレスを主体にしたアニメもありましたね。
プロレス選手達が出したレコードがベスト10に入ってたのもよく覚えてます。

このジャンボ鶴田さんのレコードもそういう時代の1枚なのでしょう。
リングに上がる時のテーマソング「ローリング・ドリーマー」
洋楽のカバーとかではなく、テーマ曲としてオリジナルに製作されているようです。
今のk1やボクシングではあまり聞かないですよね。

B面には「サヨナラは言わないで」。

なんともまぁ、鍛えられた大きな体で勇敢に戦う男のイメージとは真逆に、恋人との別れの切なさを、甘い声で歌いあげてらっしゃいます。未練たっぷりです。
ヘッドフォンでマジマジ聴きいっちゃいました。

もう一枚のレコードB面もそうなのですが、「妹に」というやさしい曲を歌っています。

この2枚のレコードは何故?B面にはムード歌謡のような、しっとりとした曲を選んだのでしょうか。
A面もB面もフルで熱いものにしてはいけなかったのでしょうか・・
小さな疑問を持ってしまいました。
(動と静的なレコードのよくある構成なんですけどね)

ジャケットも凄いでしょう。
特に、試合シーンを撮影したものが、そのままジャケットになってる。
スミマセン、先に謝っておきます。

ジーと見てるとすごい格好ですね!ちょっとタイトル字に被って見えにくいのですがレフリーがこの技をみて腰を抜かしてるように見えるには私だけでしょうか。

いや~楽しい。

001.jpg ローリングドリーマー
B面/サヨナラは言わないで

1980年発売
CBSソニー

002.jpg ローリングドリーマー
B面/妹に
1980年発売
CBSソニー

事務所移転です。

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2009.03.27更新 

更新が随分と空いてしまいました。

なぜなら、当社は約30年も過ごした事務所を移転することになり、
引越し作業でテンヤワンヤしておりました。

なにしろ創業から40年、
ひとつの事務所に30年、この間にどれくらいのスタッフやアーティストが出入りしてきたか・・

その仕事の成果といいますか、資料も山積みなものですから大変な重労働をしておりました。

余裕を持って1か月前くらいから始めた整理も、引越し当日ギリギリまでかかってしまいました。

紙資料にとどまらず、レコードやCD・VHS・DAT・カセットやら出てくる出てくる、
湧き出てくる。
24坪程の事務所には紙資料とこのオーディオソフト系がほとんどだったように思います。

1960〜80年代のレコードを整理しながら、この場所でOB達がこのレコードをあーでもない、こーでもないと言いながら制作し世に送り、誰かがここに整理し保管しておいたんだなぁ・・

で、数十年後に当時生まれてもない私が、また同じ場所でそれを手にする。

勝手に当時の制作っぷりを想像しながらも、「作っていく」「残していく」という事が、なんて素敵なことだろうと、浸ったりしちゃったりなんたりしちゃいました。

スタッフは捻挫したり、腰を痛めたり、ダストと季節柄の花粉で
毎日ティッシュ1箱消耗させ、手は霜焼け状態になりながらも3月14日、無事に移転を終えることが出来ました。

pics.jpgメゾネット風。

光が差し込んで、新しい白い壁が一層オフィスを
明るくしています。

ここからジュンアンドケイの新しい歴史が
作られていくのだと思います。

カントリーミュージックを聴こう

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2009.02.18更新 

こんにちは。

先日、事務所スタッフの方から
「当社でこのCDを販売したいから、WEBにUPしてほしい」
と言われ、渡されたのがKEIKO WAKER(ケイコウォーカー)さんのデビューアルバムでした。

正直申し上げますと生まれてからのこの道、「カントリーミュージック」というものを全く通らずに生きてしまいましたので、
洋邦関わらずカントリーミュージシャンの名前も知ることもなく、このジャンル特有の楽器さえ、(バンジョーぐらいは聞いたことがあるかな)ましてや音楽の歴史すら知る事もありませんでした。

これを機にちょっとwikipediaを拝見し、ざっくりと拝借。

「アメリカ合衆国南部で発祥した霊歌・賛美歌の影響を受けて1930年くらいに成立した音楽。普通のロックバンド編成を同様でg/b/dr/keyが中心で、そこにフィドル/バンジョー/スティールギターなどを、必ずではないが使用する。
元々が開拓民の民謡から誕生しているため、自分の家族や故郷の州や町、また田舎の素朴さ・暖かさ・荒々しさなどを愛し、
カウボーイやレッドネックといった自分の田舎くさいキャラクターを誇りとしそれを主張する内容の歌詞が多く、その裏には東部や都会に対する反抗意識や反発も表現される・・・・etc」

フムフム・・・なるほど。

驚いたのがひとつ、カントリーダンスの主なものに「ラインダンス」とありました。
え~!あれって元はカントリーなんだ・・・

これを読むと、広大な畑の夕暮れに麦わら帽子と桑を持ち、沈む夕陽を眺めている誰かの後ろ姿の映像が誰に教えたれたでもなく出てくるのは、アナガチ間違ってはいなかったんだろう・・と思います。

ですが、渡された「ケイコ・ウォーカーさん」のCDを聴いてみると、こんな豆にもならない知識などどーでもよくなりました。

ハーモニカやスティールギターなど使ったやさしいサウンドですが、まず何と言ってもケイコさんの声には惹かれました。

全カバー曲で、英語歌詞のまま歌われていますが、発音のせいか、日本の方が歌っているとは思えない程、オリジナルかのように自分のものにされている。

遠い外国で生まれた音楽が、本当は日本のものだったのか?と勘違いしてしまうくらいカントリーミュージックをそのまま日本風にするのではなく再現しているような感じです。

ビートルズの「Let it be」など、耳馴染みある曲も収録されているから、ホント、私のようなカントリーミュージック初心者にはとてもやさしい1枚です。
あっという間に全曲聴いてしまいました。自然に空間に溶け込んでいるみたいです。

1993年の作品ですが、ケイコさんは音楽活動を続けてらっしゃるようですから
ライブにも足を運びたいと思います。

宜しかったら是非、聴いてみて下さい。

keiko_walker.jpg Red Is The Rose/ KEIKO WALKER
1993/10/28

SPUR RECORD
¥2800

ご挨拶がてら

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2009.01.15更新 


新web開設です。
スタッフゥのda-shimaと申します。

新web開設にあたり、webのコンテンツ内だけでは紹介しきれない「JKとは?」だったり、「音楽出版って?」だったり、何より宝である「楽曲」をもっともっと披露したく、こんなブログまで作ってしまいました。

さてさて、JKでは2009年2月の事務所移転にむけ引越し作業が始っております。
さすがに40年という歴史の膨大な資料は、わずか入社4年の私は何から手をつけていいやら・・・途方にくれそうです。

事務所の一角にレコード棚がありまして、興味深々に扱っていると、
まずジャケットのアートワークに惹かれたこんなLPを見つけました。

01jacket.gif 森田童子さん
1976年に2ndアルバムとして発売された
「マザースカイ きみは悲しみの青い空をひとりで飛べるか」

ジャケットが持つインパクトや、タイトルが表すアルバムのメッセージは、
楽曲のイマジネーションをグルグル掻き立ててくれます。

「カッコいい」。

手にした時、無意識に出てきた私の一言です。

私が森田童子さんを知ったのが約15年前、ドラマ主題歌「ぼくたちの失敗」が使われてから。そして今日このアルバムを手にして刺激を受けたのが、制作から約30年経っているという事実。ですが、つい最近に発表されたような感覚を持っています。

流行などないシンプルな音作りのせいか、この歌詞が生きている上で人の感情というものが今も変わらずリアルに感じるような気がするからか・・・

きっと、10年・20年経とうが、このアルバムを手にした人が今の私と同じ感覚を持つのではないかと思います。

収録曲

 M1 僕たちの失敗
 M2 ぼくと観光バスに乗ってみませんか
 M3 伝書鳩
 M4 逆行線
 M5 ピラピタール

M6 海をみたいと思った
M7 男のくせに泣いてくれた
M8 ニューヨークからの手紙
M9 春 爛 漫